neichan’s blog

ネイマといいます。日本人です。

ファイターズ流 組織の作り方

 

 

どーも、ネイマです⚽️

 

 

昨日twitterでも宣言した通り、今日は白井一幸さんの講演会で聞いたお話をまとめて見たいと思います!

 

 

 

 

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まずは、白井一幸さんとは何者か?!

その質問に答えていきます。

 

 

 

白井一幸日本ハムファイターズの2軍コーチに2001年就任。

当時最弱チームだったファイターズを『8年で日本一にする!』と宣言して、7年で日本一のチームにした立役者。

就任当時2軍だった森本稀哲選手をはじめ、日本一になった2008年に活躍した選手の育ての親的存在。

現在は、アチーブメント株式会社の認定スピーカーとして活躍。

 

 

 

北海道日本ハムファイターズは移転して16年間で

11回のクライマックスシリーズ進出!

5回のリーグ制覇!!

2回の日本一!!!

と常勝チームの仲間入りを果たした。

 

 

 

と、これだけ聞いただけで本当にすごい人だってことがわかると思います。

 

 

 

しかし、白井一幸さんの活躍はそれだけでなく、

 

 

 

日本の野球界の常識を変えた人なんです。

 

 

 

 

それについて詳しく説明していきます。

 

 

 

 

ファイターズ2軍コーチに就任した当時の野球コーチの仕事は

 

  1. 結果に対して怒る。
  2. 原因に対して教える。
  3. 猛練習させる。

 

白井さんが絶対にやってはいけない3つと掲げているものです。

 

 

 

Q.あなたがもし大事な試合でエラーしたらどんな気持ちでベンチに戻りますか??

 

 

 

おそらくほとんどの人は、

悔しい!や、申し訳ない…

などのマイナスな感情でしょう。

 

 

しかし監督は、そんな選手に対して

『お前何やってんだよ!!今のボールなんてちゃんと捌けば余裕でアウトにできただろう!?』

と怒り、最悪の場合

『もう次はないからな!』と釘をさします。

 

 

 

そんなことを言われたら選手は、頑張ろう!と思えるでしょうか?

 

むしろ、『俺のところにボール飛んでくるなよ。』と消極的になったり、プレッシャーを感じてしまいます。

 

そんな気持ちでいつもよりもいいプレーが出来ますか?

 

 

結果に対して起こることは最悪ですね。

 

 

 

そして試合が終わった後、

 

 

監督『おい!○○!ちょっとこい!

今日のあのプレーなんや?

〜だからミスするんだよっ!!』

 

 

 

しかし選手はプロの人です。高校生でもわかっているような基本的なことを言われても、

 

『そんなこと言われなくても分かってるよ!!』

って思ってしまいます。

 

ただ、相手は監督なので『はい。はい。』と話を流します。

 

 

監督が選手に原因を教えることで

反発し、受け身になることで考えなくなります。

 

 

そしてよくやるのが猛練習です。

 

 

 

監督『よし。いまからノック1時間やるぞ!』

 

こんなことを言われても、さっき怒られて、分かっているようなことを言われ、強制的にさせられる練習が良いものになるわけもなく、

 

 

選手『あぁ、やるか…とりあえずこなせばいいや。』と何も成果の得ないことをやります。

 

 

 

つまり!

 

 

怒る。教える。させることにはなんの効果もなく、むしろ人間関係を悪化させ、考えない選手を育成している。と白井コーチは考えました。

 

 

 

 

そして白井一幸流は

  1. 励ます。相手を認める
  2. 質問する。一緒に考える。
  3. 協力する。

 

 

 

  • エラーした後

 

 

白井『おい○○。エラーした後っていうのはな、続けてエラーしやすい。だからエラーした後こそ元気出していこう!

お前がいつも努力しているのは知っているぞ!

お前ならできる!大丈夫だ!』

 

 

→励ます。相手を認める

 

 

 

  • 試合後

 

白井『○○。今日のプレーについて一緒に考えてみよう!

今日の守備の時、体重はどこにかかっていた?』

 

 

→質問する。一緒に考える。

 

 

 

 

  • 一緒に考えた後

 

 

選手『ありがとうございました!』

 

白井『おう!俺もさ、チームが良くなるために頑張りたいんだ!何か俺にできることはないか?』

 

選手『ノックしてもらってもいいですか?』

 

白井『よっしゃ!やろう!』

 

 

→協力する

 

 

 

大切なのは、相手をやる気にさせること!

 

 

やる気がなくなる1番の原因は、人間関係のもつれ

 

 

 

白井コーチは、選手から最も怖がられていた存在でありながら、選手と最も距離の近い存在であったと言われています。

 

 

白井コーチが怖がられていた理由は、弱い自分を見透かされてしまうから。白井さん自身が努力を継続していて、何もしていない自分に焦るからだそうですよ。

 

 

選手に最も近い存在としてのエピソードでは、当時2軍だった森本稀哲選手がバスの中で監督に『今日は勝ってあげますよ!!』と笑顔で降りていったそうですよ。

 

 

野球部の人だったらわかると思いますが、コーチにそんなこと言ったら、普通ぶっ飛ばされますよね笑笑

 

 

 

それだけ選手との距離が近い人なんだなぁと感じました。

 

 

 

このように、白井コーチは野球界では当時革命的な振る舞いをしていました。

 

 

その結果、ファイターズはここまで強くなりました。

 

 

そして、今ではこの白井コーチ流の教え方は、プロでも一般的になっています。

 

 

年に何度か白井さん自身が、プロ野球の監督、コーチが集まる会議に行って講演会を開いているそうです。

 

 

 

 

最後に

 

 

 

白井コーチはこんな話をしてくださいました。

 

 

 

多くの人は褒め方が下手です。

 

 

多くの人は、結果に対して褒める

 

しかしそれは

結果に対して評価しているだけです。

 

 

褒めるとは、

その人の存在の承認です。

 

 

"相手がどう"ではなく

"自分がどう思っているのか"

 

 

ex)○○君、〜できてすごいね!❌

     ○○君、〜してくれていつも私、すごく助かっているよ!ありがとう!!⭕️

 

 

 

大切なのは、あなたがその人のことを、どう思っているかです。

 

 

その人に好かれたい。その人との関係を良好にしたいと思ったら、まずは自分から相手を褒めてあげてください。

 

 

 

以上が白井一幸さんのお話の内容でした。

 

 

 

 

もっと詳しく知りたい方は、本に詳しく書いてあるのでこちらをお買い求めください。

 

 

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自分が組織の上に立ちたい!と思う人はためになる本だと思います。

 

 

 

長くなりましたが以上で終わりです。

 

 

 

 

んじゃあ、👋