普通とは
どーも、ネイマです。⚽️
先日TEDxSapporoというイベントに行って来まして、そこで子ども食堂を営んでいる方のお話を聞きました。
その方はそこで
『当たり前のことをやっているだけで誰かに感謝される、誰かの人生に大きな影響を与えることができる。』
『あなたの当たり前は、他の人にとっては当たり前じゃない!』
このようなお話をしてくださりました。
僕の今週の議題は『普通ってなんだ?!』ってことでした。
そこで結構な本や動画を漁りました。
皆さんに一番わかりやすいのはyoutuberのコレコレさんのタバコについての動画です。
これは何をやっているかって、
コレコレさんとぷーさんという2人が渋谷の喫煙コーナーの前でタバコを吸っている人に中で吸ってもらうように促しながら、ゴミを拾うという動画なんですけど、
そこにいる人が、まーーーバカなわけ。
ゴミ捨てしている人の目の前でポイ捨てしたり、それを注意されただけで喧嘩しようとしたり、こいつらモラルとか倫理とかないのかな?って思いながら見てました。
でも彼らってあれが普通なんですよね。
心理的な要素もあるんですけど、ほとんどが習慣によるものなんじゃないかな?って思ってます。
それ以外にも、『ケーキの切れない非行少年』という本を読んでいます。
この作者は医療少年院という場所で勤務していて、そこでの経験をもとに書いている本です。
作者がある少年に『紙に書いてあるケーキを三等分にしてください。』というお題を提示したら、図2-1のような絵を描きました。
その後書いても綺麗な三等分にはなりませんでした。
彼らは僕たちが簡単に考えられる問題を考えることができない。
これは彼らをバカにしているわけではなく、僕らが普通にできることができない。つまり僕たちよりも理解能力や見る能力がかなり劣っているため、僕たちは彼らのような人に対しての扱いを改めなければならない。
バカなのではなく、もともとその能力が低いのである。
だからこそ自分の周りで変わった人や人と変わった人は差別する対象ではなく、
むしろ支援する必要のある人たちなわけである。
何をもって普通とするか。
僕は普通って無いと思うですよね。
両親がいる普通
学校に行けている普通
ご飯が食べられている普通
スマホがある普通
目の前の友人がある普通
それらは当たり前では無いです。
なぜか、
それを持っていない人がいるからです。
それらは当たり前ではなく、
有難いことです。
前日札幌から釧路に戻りました。
その際に大きな駐車場から見える夕日が綺麗でものすごく感動しました。
釧路は世界三大夕日スポットとして有名です。
普段は当たり前のように見ている夕日も、離れてみて初めてその価値を知りました。
世界三大夕日の名所で、言われるこの街は必然的にこの国でこの街ほど美しい夕日を見ることができないことを意味している。
この世の中のものは誰かが意味を見出さなくては、そのもの自体に意味がない。
車の発進する仕組みを知らなくても、アクセルを踏めば前に進む。細胞分裂の仕組みを知らなくても、我々は日々生きて行く。
地平線に見える真っ赤な明かりは、上空へ行くにつれて青く澄んだ色になる。
色的には対称にある赤と青がここまで美しいグラデーションを生み出す自然に感嘆するのは、その景色に意味を見出すことができたからなのだと自らの成長を実感する。
僕は1年間くらい小説を書いてて、その中の一文です。
これは去年の2月に書いた文です。
まだ情景を描くのが下手ですけど、当時の自分の心境を素直に書いてる文だと感じます。
この時にあらゆるものに対して感謝できた瞬間でした。
恵まれた環境に自分がいることを自覚し、いまの自分には何ができるか。これについて何度も何度も考えて行動していました。
あなたの当たり前は当たり前ではないです。
それはいい意味にも、悪い意味にも。
相手に対する偏見、自分のプライドの高さ、傲慢、感謝・配慮の欠如。
そして、いまの自分だからこそできること。
これらをもう一度見直してみましょう。
そうすることでみんなが幸せになる世の中が作れると思います!
んじゃあ、👋